ビッグコミック増刊号に諸星大二郎劇場2『(眼鏡なしで)右と左に見えるもの』が掲載されています。
タイトルページ。
エリック・サティ…ですか!
前回の『影人』は中国の民話風でしたが、今回は全く異なるジャンルの現代劇(それとも異世界?)でした。なんというか…人知れず敵と戦う男たちの物語です。いや、実は何と戦っているのかすら語られませんが。(^o^;
そのストーリーがサティのピアノ曲にのせて展開します。
ファンタジックであり、SF的であり、コミカルでもあり、そこに組曲風味をきかしてくるという…。
なかなかに挑戦的な作品だと感じました。(^_^)
ビッグコミック増刊号で連載されていく「諸星大二郎劇場」、単行本化されるとかなりバラエティに富んだ作品集になりそうですね。
ところで、手塚治虫文化賞20周年のムック本が出てました。諸星先生の書き下ろし載らないかな〜と期待したんですが。残念ながらなかった(;´∀`)