流砂(1982/06/05 Weekly漫画アクション増刊 スーパーフィクション10)

今回紹介する諸星大二郎先生の作品は、1982年の漫画アクション増刊に掲載された『流砂』。

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表紙。

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タイトルページ。2色カラー。

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ある植民星。砂漠に囲まれた小さな町に住む若者。

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鉱石を採掘・加工して、月一回訪れる宇宙船に積み込む…。
単調な日々に飽き飽きしていた。

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工場をやめ、町を出る決意をする。

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同じような思いを抱える仲間と、車で町からの脱出を図る。

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しかし、車は燃やされ、

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仲間は計画を諦めてしまう。

どうやら街ぐるみの妨害にあっているようだ…。

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歩いて町を出ることになるが…。

本作品は単行本「ぼくとフリオと校庭で」に収録されています。

設定がどこかの星のお話なので、SF作品ということになりますが、閉鎖的な村社会の薄気味悪さや、逆らいがたい運命に翻弄される若者を描いています。