諸星大二郎先生の新作が現在発売中のビッグコミック増刊号に掲載されました。
表紙。
タイトルページ。
タイトルは「星童」。
以前、前後編の2回にわたって掲載された「月童」のその後です。
清の時代。
月童(ユエトン)という少年と星童(シントン)という人形の話。
主人公の姚兆明は月童を愛していました。
しかし月童と星童は人間と人形でありながら、時々入れ替わるのでした。
さて、主人公は郷試(どうやら科挙のようなものみたいです)を受けることになります。星童の能力でカンニングをしようとしますが…。
まさか月童の物語のその後が読めるとは思わなかったので嬉しい限りです。
月童も不吉なその後を暗示していましたが、やはり主人公は身を持ち崩してしまうことになります(あ、ネタバレでした(^o^;))。
なんというか、今も少年と人形がそのままの姿でどこかにいるのではないか。そんなことを想像してしまう、物語でした。
そして月童と星童は他にもいて、それはしろがねとよばれ…なんてことはないですね(藤田和日郎先生すんません)。
次は7月17日の8月増刊号です。