諸星大二郎先生の西遊妖猿伝がモーニング・ツーに掲載されました。
表紙。
タイトルページ。
水路をふさぐ異世界クリーチャを倒すには、聖なる「牛」の属性を持つ者、つまり、「牛魔王」しかいない!
ということで、怪我に倒れたアシャイバンダクのかわりにハル・アムが牛魔王に助けを求めにでかけます。
(アシャイバンダクの心配そうな顔がたまらない)
そのころ、城内にはソグド兵がなだれ込み、乱戦状態になっていました。
(モブのおじさんは裏切り者「ガズテク」の名前を連呼)
悟空達が途中でであった謎の女性は、なんと玉面公主でした。
なぜか公主は乱戦状態の城内を一騎で突き進むのでした。。。
久しぶりの玉面公主の登場です。
彼女もまた、なにかを画策しているようです。
以前、諸星先生の西遊妖猿伝は「群像劇」だ、というようなことを書きました。
悟空をはじめ三蔵法師ご一行の面々だけでなく、脇役級のキャラクターにもそれぞれに物語があり、それぞれ並行に動き始めています。
なかなか作品全体の厚みがすごいことになっています。
これからの展開が楽しみです。