足摺り水族館第四版・羅生門藤宮版画

中野ブロードウェイをぶらぶらしてきました。

 

3階奥のタコシェさんの本棚をながめていて

驚きました。

panpanya先生の単行本の「足摺り水族館」と

白泉社から出ている単行本の高さがキレイに

揃っているではありませんか!

 

これはおかしい!

 

書棚にpanpanya先生の単行本を並べていて

足摺り水族館だけが不揃いに出っ張っていて

なんとも微妙な気分に

なったことを記憶していたからです。

早速購入して比較しました。

 

まず家にあるものです。
f:id:bunji2:20190211211658j:image

「足摺」が出っ張っているんです。

 

で、今日買ったものと並べると


f:id:bunji2:20190211211804j:image

やはり小さくなっていました。

f:id:bunji2:20190211211844j:image

白泉社のサイズに合わせたんですね〜。

中身については目次及びページ数から変更はないようです。

背表紙の上の潜水マスクのワンポイントも紺から

赤に変更になってますね。

奥付。

f:id:bunji2:20190211212230j:image

f:id:bunji2:20190211212247j:image

 

…どうでもいい話題でしたが、第四版のおかげで

書棚に並べた時に高さが揃って気持ちよくなりました!

っていうお話でした。

 

さて、タコシェでもう一冊買いました。

それがこれです!

 

羅生門芥川龍之介原作・藤宮史版画

 

表面。

f:id:bunji2:20190211212823j:image

 

全ページ版画ですよ!
f:id:bunji2:20190211212847j:image

素晴らしい!

素朴な絵柄にもかかわらず、すごい迫力です。

 

もう、スゴイ、スゴイ、しか言えないのですが

感嘆の極みにあります。

 

奥付。
f:id:bunji2:20190211212902j:image

裏面。

f:id:bunji2:20190211213211j:image

 

十年くらい前に藤宮先生の単行本を書店で

見かけました。その時は荷物が多かったため

次回買うつもりでいたのですが次にはもう書店

からは消えてしまっていました。先生の名前も

作品のタイトルも失念し、私の中でもはや「幻」

と化しておりました。

それが今日こんな形でまた作品に触れることが

できるなんて。人生まだまだ捨てたものでは

ないようです。