諸星大二郎先生の新作が現在発売中のビッグコミック増刊号に掲載されました。
表紙。
タイトルページ。
遠い未来のお話。
その、手のないアンドロイドは「アームレス」と呼ばれていた。
腕がなく、細かい作業ができない。
いや。腕はあるにはあるのだが下手に動かすと「変形」(トランスフォーメーション)が起きてしまう。
なんと彼女はロストテクノロジーで作られていた。しかし昔の記憶が失われているため、自分の機能の使い方がわからない。
不意のトランスフォーメーションにより事故を起こしてきたという。
そんなおり、彼女のいるキャラバンが武装強盗団に襲われ…。
前々回・前回が中国風の物語でしたが、今回は未来ものでした。
そして主人公は、人類ではなくアンドロイド。
そしてアンドロイドの自分探しがメインストーリーになっているという構造は「未来歳時記・バイオの黙示録」の案山子に似ています。
孤高のアンドロイド「アームレス」はどこへ向かうのか。次回作が楽しみです。
次は5月16日の6月増刊号です。