製本に挑戦その2

月刊スピリッツ…。

山田玲司先生✕バナーイ先生のCICADAを抜き出してから、一気に処分しました。

 

さて、手元にはCICADAの束。
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製本の作業量と、製本後の強度のバランスからぎりぎり三分冊ってところで。

あえてCICADAのコミックの巻数に合わせないという。

だって四回も製本作業したくないもの。(^_^;)

全20話だから、7話-7話-6話、で振り分けるかな。

 

今回は「ブナぶな考房」さんの製本機を使いました。

http://www.geocities.jp/bunakobo/index.html

 紙の束をまとめて固定できます。すぐれものです。


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ページをめくる方で揃え、背面を上にし、ノコギリで等間隔に切り込みを入れていきます。

こうすると背面を強く接着することができます。


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ページ数が多いので切り込みは深くします。3ミリくらい?。あと切り込みの方向は右左と交互に行いました。

背面を水で湿らせると切りこみは楽になります。


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切り込みが終わったら、木工ボンドを背面にまんべんなく塗ります。爪楊枝を駆使してボンドが切り込みにいきわたるようにします。

背面の大きさに合わせて切った和紙を用意し、背面に貼ります。


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切りこみになじませながら。


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このまま乾くまで待ちます。

だいたい一晩くらい。

 

後は、紙束の厚さの幅の背表紙を用意して貼り、乾燥させます。

 

出来上がりです。


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RGBのトリコロールで洒落てみました。
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連載中の勢いやワクワクそのままに。
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見開きも。
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製作時間は約一週間。ほとんど糊を乾燥させる時間でした。


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ヤンサンファミリーのステッカーを貼ってみたよ♪

 

強度は…完璧とは言えませんが、家の中で読むにはこれで十分。

製本して非常に気持ちがいいです。\(^o^)/

 

 

来週はCICADAのコミック4巻、完結編が発売ですね。