諸星大二郎先生の新作が現在発売中のビッグコミック増刊号に掲載されました。
表紙。
タイトルページ。
タイトルは「俺が増える」。
「俺」は通りのはずれで女に声をかけられた。
乱痴気騒ぎをした翌朝。女は消えていた。
数日後、自分が女の部屋に通い詰めていると噂になっていた。
「俺」は女の部屋をたずねると、もう一人の自分が飲んだくれでいるところに遭遇。
やがて、自分の分身は、また一人、また一人、と増えていき…。
不条理系、来ました。
1977年の「男たちの風景」の系譜に近い作品と思われます。
自分が増殖していくというのは、酒による幻覚なのか?
何かを暗喩してそうな気もします。
次回は11/17発売の12月増刊号。