1979年の月刊少年ジャンプ新年増刊。
『徐福伝説』掲載。
61ページの超大作!
人の体内には四十六の特別な因子があるとのこと。その特別な因子を持つ若い男女四十六組を易で選んで倭国に連れてきたという。
さらっと人の染色体が四十六個だなんてサイエンスな話が。『暗黒神話』的だ。
そして「時じくの花」のくだり。
この後の『花咲爺論序説』や『天孫降臨』においても不老不死は共通のテーマとして再び描かれ、そこでも「時じくの花」がでてくる。
詳しくは「妖怪ハンター天の巻」を参照。
目次。
すごいよなぁ。
こんな重厚な作品をスポ根漫画と一緒に掲載しちゃうなんて。
当時の子どもたちはこういうのを受け付けるだけのキャパシティがあったってことなのか?
諸星大二郎先生の作品をほんとに理解できたとは信じられない。
ところで、ラストのところ、単行本と少し違ってたような気がする。
今、手元に「徐福伝説」の単行本がないので比較できない…。嗚呼ヤキモキ。