幻獣神話展V

東京交通会館のゴールドサロンで開催中の幻獣神話展を観てきました。

 

会場風景。
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諸星大二郎先生の作品も展示されていました。

題名は「少年とペット」。

金髪の少年が人面獣を膝にのせている絵画。

人面獣はスフィンクスかな。あるいは開明獣かも。

 

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今年は図録も買いました。


東京交通会館 B1F ゴールドサロンにて、8/18まで開催です。

諸星大二郎劇場10「原子怪獣とぼく」

諸星大二郎先生の新作が現在発売中のビッグコミック増刊号に掲載されました。

タイトルは「原子怪獣とぼく」。

 

表紙。
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タイトルページ。
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60年代の映画館を舞台にしたノスタルジックな作品。

 
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映画館の名前は「木元オリオン」。

オリオンラジオの流れかも。

 

あまり古い映画は知らないのですが、今回出てきた映画作品は実際に存在するそうです。

ググったらでてきました。

 

邦題「暗闇の悪魔大頭人の襲来」

原題 "INVASION of the SAUCER-MEN"

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邦題「金星人地球を征服」

原題 "IT CONQUERED THE WORLD"

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邦題「原子怪獣と裸女」

原題 "DAY THE WORLD ENDED"

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見てみたいのですが、今のレンタルビデオ屋では置いてなさそうなラインナップ…。

町山智浩さんあたりだとお詳しいのだろうな(^_^;)

週刊少年ジャンプ創刊50周年記念

 週刊少年ジャンプ創刊50周年記念号に諸星大二郎先生が色紙とメッセージを出されています。

 

表紙

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色紙

歴代漫画家直筆サイン色紙、大集結!!|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト
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 (詳細はサイトで確認できます)

 

お祝いメッセージ
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歴代の漫画家がメッセージを出しています。

 

私はリアルタイムには諸星先生の作品は読んでいませんでした。世代的にもう少し後でして。

私はいわゆるジャンプ黄金期世代でした。まぁ80年代ですね。

リアルタイムに読んでた作品といえば、アラレちゃん(鳥山明)、コブラ寺沢武一)、キン肉マンゆでたまご)、キャプテン翼高橋陽一)、ストップひばりくん!(江口寿史)、北斗の拳原哲夫)、奇面組新沢基栄)、ジョジョ荒木飛呂彦)、シェイプアップ乱(徳弘正也)、ウィングマン桂正和)、きまぐれオレンジロードまつもと泉)…挙げだしたらきりがありません。

懐かしい。

エドワード・ゴーリー展

八王子市夢美術館で開催中の「エドワード・ゴーリーの優雅な秘密」に行ってきました。

 

www.yumebi.com


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エドワード・ゴーリーは絵本作家です。

モノクロの精緻な線描で知られています。

今回の展覧会ではその原画200点を展示しています。

 

「うろんな客」を書店でよく見かけます。
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母親に宛てた封筒に書いた絵が気に入りポストカードを買いました。
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絵本「ギャシュリークラムのちびっ子たち」も買いました。アルファベットA〜Zにちなんで26人の子どもたちが殺されていく絵本。気になっていました。
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子どもたちと死神…。

表紙からしてやばいですよね。(^_^;)

 

今回の展示作品を概観したところ、エドワード・ゴーリーは一見してダークで残酷な雰囲気の作風ですが、根底にはユーモアとウィットがあることがわかりました。

 

この他、常設展も観てきました。

清原啓子さんのエッチングが素晴らしかった。
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雨期の連作は何かを訴えかけて来るようです。

 

9月にはオネアミスの翼展をやるそうです。

また来るかな。


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CICADA4巻

原作 山田玲司先生、作画 バナーイ先生の CICADA4巻!完結編!が発売されました。

 

前回、月刊スピリッツ掲載分を製本する記事を書きました。

つまり、もうすでに何度でも読み返せる状態にあるわけです。

が、それでもやはり、単行本はいいです。

一つの完成された世界なのです。

 

表紙。
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目次。
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今回も巻末に山田先生のオマケ漫画がついてます。

なんというか心強い。「つづく」の言葉を信じます。

 

そして、最終ページののバナーイ先生のメッセージがまたいいです。

あえて写真は載せません(^o^)

 

最後に、四冊全て並べてパチリ。
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シカーダの第二部を心まちにしています!

それまでしばしお別れですね。

 

あ、今回もシカーダが確実に発売日に店頭に並ぶことで定評のある、吉祥寺のブックス・ルーエで買いました♪\(^o^)/
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製本に挑戦その2

月刊スピリッツ…。

山田玲司先生✕バナーイ先生のCICADAを抜き出してから、一気に処分しました。

 

さて、手元にはCICADAの束。
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製本の作業量と、製本後の強度のバランスからぎりぎり三分冊ってところで。

あえてCICADAのコミックの巻数に合わせないという。

だって四回も製本作業したくないもの。(^_^;)

全20話だから、7話-7話-6話、で振り分けるかな。

 

今回は「ブナぶな考房」さんの製本機を使いました。

http://www.geocities.jp/bunakobo/index.html

 紙の束をまとめて固定できます。すぐれものです。


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ページをめくる方で揃え、背面を上にし、ノコギリで等間隔に切り込みを入れていきます。

こうすると背面を強く接着することができます。


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ページ数が多いので切り込みは深くします。3ミリくらい?。あと切り込みの方向は右左と交互に行いました。

背面を水で湿らせると切りこみは楽になります。


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切り込みが終わったら、木工ボンドを背面にまんべんなく塗ります。爪楊枝を駆使してボンドが切り込みにいきわたるようにします。

背面の大きさに合わせて切った和紙を用意し、背面に貼ります。


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切りこみになじませながら。


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このまま乾くまで待ちます。

だいたい一晩くらい。

 

後は、紙束の厚さの幅の背表紙を用意して貼り、乾燥させます。

 

出来上がりです。


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RGBのトリコロールで洒落てみました。
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連載中の勢いやワクワクそのままに。
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見開きも。
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製作時間は約一週間。ほとんど糊を乾燥させる時間でした。


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ヤンサンファミリーのステッカーを貼ってみたよ♪

 

強度は…完璧とは言えませんが、家の中で読むにはこれで十分。

製本して非常に気持ちがいいです。\(^o^)/

 

 

来週はCICADAのコミック4巻、完結編が発売ですね。

 

「風の強い日」(幽 2018/06/29)

現在発売中の幽vol.29に、諸星大二郎先生の新作「風の強い日」が掲載されました。

 

表紙。
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タイトルページ。
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今回は「あもくん」の登場なしです。

 

ちと気味の悪いお話でした。
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妖怪ハンターの「赤い唇」を思い出しました。