エドワード・ゴーリー展

八王子市夢美術館で開催中の「エドワード・ゴーリーの優雅な秘密」に行ってきました。

 

www.yumebi.com


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エドワード・ゴーリーは絵本作家です。

モノクロの精緻な線描で知られています。

今回の展覧会ではその原画200点を展示しています。

 

「うろんな客」を書店でよく見かけます。
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母親に宛てた封筒に書いた絵が気に入りポストカードを買いました。
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絵本「ギャシュリークラムのちびっ子たち」も買いました。アルファベットA〜Zにちなんで26人の子どもたちが殺されていく絵本。気になっていました。
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子どもたちと死神…。

表紙からしてやばいですよね。(^_^;)

 

今回の展示作品を概観したところ、エドワード・ゴーリーは一見してダークで残酷な雰囲気の作風ですが、根底にはユーモアとウィットがあることがわかりました。

 

この他、常設展も観てきました。

清原啓子さんのエッチングが素晴らしかった。
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雨期の連作は何かを訴えかけて来るようです。

 

9月にはオネアミスの翼展をやるそうです。

また来るかな。


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CICADA4巻

原作 山田玲司先生、作画 バナーイ先生の CICADA4巻!完結編!が発売されました。

 

前回、月刊スピリッツ掲載分を製本する記事を書きました。

つまり、もうすでに何度でも読み返せる状態にあるわけです。

が、それでもやはり、単行本はいいです。

一つの完成された世界なのです。

 

表紙。
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目次。
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今回も巻末に山田先生のオマケ漫画がついてます。

なんというか心強い。「つづく」の言葉を信じます。

 

そして、最終ページののバナーイ先生のメッセージがまたいいです。

あえて写真は載せません(^o^)

 

最後に、四冊全て並べてパチリ。
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シカーダの第二部を心まちにしています!

それまでしばしお別れですね。

 

あ、今回もシカーダが確実に発売日に店頭に並ぶことで定評のある、吉祥寺のブックス・ルーエで買いました♪\(^o^)/
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製本に挑戦その2

月刊スピリッツ…。

山田玲司先生✕バナーイ先生のCICADAを抜き出してから、一気に処分しました。

 

さて、手元にはCICADAの束。
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製本の作業量と、製本後の強度のバランスからぎりぎり三分冊ってところで。

あえてCICADAのコミックの巻数に合わせないという。

だって四回も製本作業したくないもの。(^_^;)

全20話だから、7話-7話-6話、で振り分けるかな。

 

今回は「ブナぶな考房」さんの製本機を使いました。

http://www.geocities.jp/bunakobo/index.html

 紙の束をまとめて固定できます。すぐれものです。


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ページをめくる方で揃え、背面を上にし、ノコギリで等間隔に切り込みを入れていきます。

こうすると背面を強く接着することができます。


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ページ数が多いので切り込みは深くします。3ミリくらい?。あと切り込みの方向は右左と交互に行いました。

背面を水で湿らせると切りこみは楽になります。


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切り込みが終わったら、木工ボンドを背面にまんべんなく塗ります。爪楊枝を駆使してボンドが切り込みにいきわたるようにします。

背面の大きさに合わせて切った和紙を用意し、背面に貼ります。


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切りこみになじませながら。


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このまま乾くまで待ちます。

だいたい一晩くらい。

 

後は、紙束の厚さの幅の背表紙を用意して貼り、乾燥させます。

 

出来上がりです。


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RGBのトリコロールで洒落てみました。
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連載中の勢いやワクワクそのままに。
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見開きも。
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製作時間は約一週間。ほとんど糊を乾燥させる時間でした。


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ヤンサンファミリーのステッカーを貼ってみたよ♪

 

強度は…完璧とは言えませんが、家の中で読むにはこれで十分。

製本して非常に気持ちがいいです。\(^o^)/

 

 

来週はCICADAのコミック4巻、完結編が発売ですね。

 

「風の強い日」(幽 2018/06/29)

現在発売中の幽vol.29に、諸星大二郎先生の新作「風の強い日」が掲載されました。

 

表紙。
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タイトルページ。
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今回は「あもくん」の登場なしです。

 

ちと気味の悪いお話でした。
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妖怪ハンターの「赤い唇」を思い出しました。

 

江口寿史イラストレーション展へ

銀座のスパンアートギャラリーで本日から開催の「江口寿史イラストレーション展」へ行ってきました。


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少年ジャンプの「ストップ!ひばりくん!」で育った私としては感無量です。

江口先生の書かれる少女の輝きときたら。

眩しくて目が眩みました。

 

で、よーく目を凝らして周りを見たら。

江口先生その人がいらっしゃるではありませんか!

 

画集「step」と「江口寿史の正直日記」にサインを頂きました。


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「センちゃん」のイラストもおねだりしてしまいましたが、快く応じて下さいました♪

 

 上の方に私の実名が入っているのですが、ポストカードで隠しています(^_^;)

 

画集「step」は初回限定版ということで、ダブルカバー仕様となっています。


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この下にもう一つのカバーが!
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これはお得だ!もうたまりません!

 

7/22まで開催とのことです!(^o^)


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製本に挑戦

諸星大二郎先生のBOXが連載されていた大量のモーニングtwoがかさばっていました。

本棚のスペースもないのでBOXのみ抜き出してから処分しました。

 

で、残ったBOXの紙束で製本に挑戦してみました。

 

え?コミックも持ってるのになんでそんなことするのかって?

 

いやぁ、連載時とコミックとでは微妙に絵やセリフが変わってるのです。マニアはそこのところにこだわってしまうのです。(・∀・)

 

というわけで二分冊にしてみました。
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B6サイズのコミックよりも、B5サイズの方が読むのにはしっくりきます。
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巻頭カラーが途中のページになってしまうのはご愛嬌。
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読み切りの「すきまのぶぶんに」も収録。
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モーニングに掲載された外伝の「神宮智恵子のハロウィン」も収録。
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モーニングtwoは無線綴じで紙の大きさが均一なのですが、「神宮智恵子のハロウィン」の載ってたモーニングは中綴じで紙のサイズが均一ではありません。

まずB5サイズに切りそろえなければならないのが少々面倒でした。(^_^;)

 

見よう見真似でしたが満足できるものができました♪\(^o^)/

 


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大蜘蛛ちゃんフラッシュ・バック(植芝理一)

植芝理一先生の「大蜘蛛ちゃんフラッシュ・バック」で諸星作品を発見。

 

漫画研究部の部室の壁に注目。
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左上に、「孔子暗黒伝」の「開明獣」が。
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メガネかけてる開明獣♪


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開明獣だけだとなんだかわからない可能性を考慮してか、
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孔子暗黒伝」の文字も♪

ちゃんとファンには伝わってますよ!(^o^)b

 

さらに、漫研の女子が読んでいるのは
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「マッドメン」でした!

 

孔子暗黒伝」に「マッドメン」とは…植芝先生ってまさに本道をいく諸星ファンですね!(^o^)

 

植芝先生の作品は、なんだかんだでよく読んでました。

謎の彼女X」では画面内のオブジェクトの書き込み量が偏執的だと感じていましたが、もっと読み込むべきだった…(^_^;)