諸星大二郎劇場22 アリスとシェエラザード第2話・プリマの嘆き

みなさん、11/12の漫勉neo見ましたか?

諸星先生の作画シーンだなんて、これはもう歴史的な事件ですよ!

いやぁ〜、すごいものを見ちゃったなぁ。

Bluray出たら買っちゃうな。

 

さて。

諸星大二郎先生の新作がビッグコミック増刊号に掲載されました。

タイトルは、アリスとシェエラザード第2話・プリマの嘆き。

 

表紙。

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タイトルページ。

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アリスとシェエラザードの再登場です。

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今回の依頼者。時計職人のジョン・シムズ。

数日前に泥棒が入り妻が殺され、等身大のバレリーナの自動人形(オートマタ)が盗まれたという。

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その人形を探し出して欲しいという依頼。


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捜査は難航するがバレリーナの影を霊視し、手がかりを見つけていく。


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霊視で見つけたバレリーナの場所を追って行くと、依頼者の屋敷に近づいていくのだった。

 

依頼者が怪しいと踏んだ二人は賭けにでる…。

 

アリスとシェラザードの活躍するこのシリーズ、続いて欲しいなぁ。

 

さて、今回も人形が出てきました。

どうも、人形の出てくる諸星先生の作品には不穏な空気が漂っているような気がします。


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諸星大二郎劇場第3集「美少女を食べる」

11/30頃発売!

 

「頃」ってなんやねん!

と毎回ツッコんでしまいます。

 

諸星大二郎展の目録も出るし、今月は諸星月間ですね!(^o^)

 

 

bunji2.hatenablog.com

 

西遊妖猿伝・火焔山の章・第15回

諸星大二郎先生の西遊妖猿伝モーニング・ツーに掲載されました。

 

表紙。


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なにげに串カツの田中で書いてます。

 

タイトルページ。


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悟空は、ハル・アムを連れて寧じゅう城にたどり着く。


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バザールは暴徒により荒らされていた。
城内は鎮圧の兵や役人ばかりだった。

乱暴的な住民は、どうやらドゥルジ・ナスに操られていたようだ。


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久しぶりの異界クリーチャー。

塀を避けて路地を進んでいくと、建物や壁が倒れ、歪んで行くのだった…。

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そしてついに悟空はアレと対峙する…。

 

次号ついに激突か?楽しみです!

 

西遊妖猿伝・火焔山の章・第14回

諸星大二郎先生の西遊妖猿伝モーニング・ツーに掲載されました。

 

表紙。


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タイトルページ。

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虎力大仙をを追っていた悟空は、虎と遭遇します。


だが悟空に威圧された虎は虎力大仙のもとに逃げ帰ります。

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虎力大仙は奴隷市場で買った子供に、芸を仕込んで芸人にするといいます。


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虎力大仙と別れた悟空は、ハル・アムを連れて寧じゅう城へ向かいます。

 

続く。

諸星大二郎劇場21 俺が増える

諸星大二郎先生の新作が現在発売中のビッグコミック増刊号に掲載されました。


表紙。

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タイトルページ。

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タイトルは「俺が増える」。


「俺」は通りのはずれで女に声をかけられた。
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乱痴気騒ぎをした翌朝。女は消えていた。

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数日後、自分が女の部屋に通い詰めていると噂になっていた。

 

「俺」は女の部屋をたずねると、もう一人の自分が飲んだくれでいるところに遭遇。

 

やがて、自分の分身は、また一人、また一人、と増えていき…。

 

不条理系、来ました。
1977年の「男たちの風景」の系譜に近い作品と思われます。


自分が増殖していくというのは、酒による幻覚なのか?


何かを暗喩してそうな気もします。

 

次回は11/17発売の12月増刊号。

マスク(怪と幽 vol.005)

 

いま発売中の怪と幽 vol.005 に諸星大二郎先生の新作が掲載されました。

タイトルは「マスク」。

表紙。

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タイトルページ。

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新型コロナウィルス流行下の風俗を諸星先生の妄想で解釈されたということかもしれません。

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妖怪ハンター初期作の「赤い唇」のような雰囲気で、不気味ではあるけどコミカルとも言える作品でした。

 

西遊妖猿伝・火焔山の章・第13回

諸星大二郎先生の西遊妖猿伝モーニング・ツーに掲載されました。

表紙。

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タイトルページ。

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虎力大仙を尾行中の悟空を、八戒が追います。f:id:bunji2:20200821234438j:image

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ここは…どうやら奴隷市場。


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そして虎力大仙は
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子供の奴隷の交渉をしていました。
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イライラしていた悟空は爆発し、子供をいじめていた奴隷商人を攻撃てしまいます。

 

今回は何やら怪しい雰囲気でした。

 

そうそう、
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講談師もマスクしてました。