諸星大二郎劇場26 アリスとシェエラザード第6話

諸星大二郎先生の新作が現在発売中のビッグコミック増刊号に掲載されました。


表紙。

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タイトルページ。

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タイトルは「アリスとシェエラザード第6話・紅玉の首飾りの女」。


アリスとシェエラザードチューリング城に滞在。

 

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アリスは嫌な夢を見る。夢の中で、アリスは鳥籠に閉じ込められており、
助けてもらおうと声をかけた女性は目から流血し、
バラの刺繡のあるドレスに大きなルビーがいくつもついた首飾りをつけていたという。

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グーリン博士は、「血の籠」公の愛妾で籠で飼われていたマルガリータという女性ではないかと考える。
マルガリータ本人と推定される肖像画を見せるとまさにアリスが夢でみた女性だった。

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またルビー関連ということで、古い本の間に挟まっていた「詩」を紹介する。

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どうやらこれはルビーの首飾りのありかを示す暗号なのではないか?!

宝さがしに乗り出す、ジェラード子爵・グーリン博士そしてアリスとシェエラザードだった…。

 

前回に引き続き、「血の籠」公の陰惨な過去に関わる幽霊譚でした。

暗号のところ、シャーロック・ホームズの「マスグレーブ家の儀礼書」の雰囲気でノリノリですね♪最高です♪

 

また次回のアリスとシェエラザードの活躍が楽しみです!